昔素敵だなぁと思っていた俳優や女優さんが、残念ながら「年を取ったなぁ」と感じさせる一番の要素は「顔のたるみ」です。
シワや白髪はそれほど気になりませんが、顔のたるみは相当気になります。
それは「顔の印象」を変えてしまうから。
特に男優人で目の下のたるみが目立つ人が最近多くなったような気がします。
体の筋肉は鍛える必要性(高齢者の歩行とか)があるので気にする人は多いですが、顔の筋肉を鍛えようと思う人はあまりいませんよね。
取り敢えず、足の筋肉ほど鍛える必要を感じないので、どうしても後回しになってしまいます。でも、顔の筋肉も「鍛える」ことを考えるべきですよね。
年をとってもある程度自分の顔に自信を持つためにも。
輪郭をシャープに保つことで、念入りな化粧をする必要もなくなるかもしれません。
すっぴんがそれほど怖くなくなるということですね。
私は今、顔のエクササイズを毎日3つだけ行っています。
お風呂に入ってゆっくりしているときに、この3つのエクササイズをすると、ちょうど体が温まっているというわけです。
簡単なので、顔のたるみが気になる人はぜひ習慣にしてみてください。
●目の下のたるみ
目の下の袋状のたるみ、イヤですよね。
あまり目立たないうちに解消しておきたいです。
目の下のたるみを目立たなくさせるエクササイズのやり方を説明します。
・舌を軽くかんで、下まぶたを上に上げるように薄目にします。
・普通の目の開きにもどします。
・以上を10回繰り返します。
・今度は、左右の目を交互にウィンクします。
※軽く舌をかむのは目の周りの眼輪筋を効果的に動かすためです。
普通に目を閉じるときは上まぶたを下しますよね。
それを、下まぶたを上げることで閉じる感じです。
最初は下まぶたがぴくぴくしますけど、それは効いている証拠。
●顔全体の引き締めと口角アップ
加齢とともにほほの位置は下がってきます(たるみというのは、すべて重力に逆らえない状態のことなのですが)。このエクササイズは、頬を持ち上げるような意識のまま、「なー、のー、いー、うー、えー、おー」をゆっくり発声しながらその部分の筋肉を思い切り動かします。
全部引き伸ばすような感じです。声は出しても出さなくても可。
どこの筋肉に効いているのか、その部分を意識することで効果が高くなるような気がします。
特に「いー」や「えー」のときに、私は首の筋がピーンとタテにはいります。
●フェイスラインをスッキリさせる
最後に、耳から下のフェイスラインをシャープにするエクササイズです。
・ひょっとこのように、口を閉じたまま思い切り口を右に寄せ、左側のほほを平らに伸ばします。
・5秒間そのままでゆっくり元に戻し、今度は同じようにひょっとこ型の口を左に寄せ、5秒間。
・左右に5秒ずつ、5セット行います。
顔のエクササイズをすると、皮ふの新陳代謝がよくなるのでしょうか、肌のつやがよくなり内側から輝いてくるような感じがします。
実際、今は肌断食(厳密ではないですが)もしているのでファンデーションもつけていませんが、とくに顔の突っ張りもなく良好です。
顔の筋肉を動かすことで口周りの筋肉も柔軟になってくるせいか、滑舌にも良い影響があるような気がしました。それに、”変顔”って気分転換にすごくいいみたいです^^
まとめ
体も動かせばあたたかくなりますが、顔も同じです。
これだけ筋肉に刺激を与えれば、顔もあたたかくなります。
高齢になると表情が乏しくなるのは、すべて顔の筋肉が衰えてきて重力に逆らえなくなるからなんですね。
自然に任せてしまうと口角も下がって、いつも不満ぽい印象をひとに与えてしまうかもしれません。
顔のエクササイズは表情を豊かにするエクササイズでもあります。
私は湯船につかっているときにやるのが習慣になっていますが、テレビを見ながらでも全然OKです!
ただし、人目のあるところは避けた方がいいですね。