20代から40代くらいまでは、編み物をしても肩こりをあまり自覚したことはありませんでした。
実際、肩を触ると固いし、肩をもんでもらうと、すごく凝ってるね、といわれるのですが、本人にはあまり自覚症状がないので、こんなものという感じでした。
どうも肩こりがひどくなりすぎると、感じなくなってしまうということもあるようです。私自身はその傾向があったということですね。
今回は、編み物をすると肩がこる人、こっているという自覚はないけれど、頭痛や目が痛くなる人などのための肩こり対策についてお話ししたいと思います。
目次
肩こりの改善方法と対策
同じ編み物をしていても若い頃には感じなかった肩こり。
加齢による体質の変化かも知れませんが、今後のことも考えると何か対策を考えなければ。。
自分が編むときの姿勢を想像してみて、改善できる点がないか考えてみました。
まず、下を向くときに首だけを曲げないこと。
頭って想像以上に重いんですよね。だから、首をポキッと曲げた状態で下を向くと、頭の重さを首が全面的に受けてしまうので、首への負担が必要以上に大きくなってしまいます。
それを避けるためには、首を曲げないで、顔をできるだけ前に向けて、目だけ下を見るように心がけました。多少前傾してしまいますが、そのときは背中を丸めるようにして、頭だけ落とさないこと。
これだけでも、かなり違います。
今の私の肩こりに一番効くのは、ジワーッと痛みのある部分を伸ばしていくストレッチです。反動は付けず、少し痛みに耐える必要がありますが、あとがスッキリします。
気が付くと何時間も同じ姿勢で編み続けてしまいがちですが、疲れたらやめる。凝りを感じなくても30分したら立ち上がってストレッチをしたり、体を動かすことをしたほうがいいですね。
特に編み図を見ながら編むようなときは、編み図を下の平面に置かず、ブックスタンドなどで立てた状態で見られるように考えてみてください。
肩こりの原因が視力の低下ということも考えられます。
ものが見え辛かったり頭痛がするようなら、眼鏡の度を変えてみることも必要かもしれません。
肩こりはどうして起こるのか?
そもそも”肩こり”はどうして起こるんでしょうか?
それは、ずっと同じ姿勢をすることで血行不良が起こるからです。
そうすると、血中に疲労物質が溜まり、肩こりが起きるということなんですね。
筋肉は動かしているときより、同じ状態を保っているときのほうが疲労物質をため込んでしまうんですね。編み物に熱中しているときの自分の姿勢を考えてみると、まさしく静止状態。
これでは、血流も悪くなるし、結果、疲労物質も溜まってしまうわけです。
まとめ
編み物最盛期?のときは感じなかった肩こりを、編み物を再開してからはかなり強く自覚するようになりました。
再開したばかりの頃は、朝起きるとまず肩が痛い。でも、どうして痛いのかその原因がわからない、状態だったんですね。
それが、どうも編み物のせいらしいとわかってから、ようやく自分の肉体の変化に気付くことになります。
つまり、以前は凝っていたのに気が付かなかったわけです。
でも、最近は凝りをしっかり自覚できる(まともな?)体質になってきた、ということらしい^^;
「凝っている」というより、「痛い」ということも多々ありました。
一度など吐き気がするほどの肩の痛みを感じたこともあります。
手元にあったロキソニンの湿布の即効性がありがたかったです。
気持ちが悪くなるくらいの方の痛みに、以前腰痛で受診したときに処方されたロキソニンの湿布薬を貼ったら、かなり痛みは減少されたこともあります。
この即効性はありがたかったですね。
最後に私がよく利用している楽ゆる式セルフケアの動画の「肩の上の痛み編」をご紹介します。