マスクを手作り手縫い 立体マスクは着け心地抜群で作り方も簡単!

新型ウィルスによる罹患者が増え始めてから、ちまたではマスクを購入するのが困難な状況になっています。

私たちが使い捨てのマスクを使うようになってからだいぶたちますが、以前は”マスク”と言ったら、白いガーゼのマスクでした。でも、ガーゼのマスクも今は白一色ではなくて、パステルカラーの無地のマスクや、子供向けのカラフルなプリント柄がたくさん出回っています。

今回は、以前から作りたいと思っていたガーゼのマスクを、それも立体マスクを、手作りしてみたいと思います。

しかも、ミシンをまだ購入していない私は、8枚重ねたガーゼを手縫いすることになりました。

よくマスクを作る時に使われるのは”ダブルガーゼ”の布です。
ダブル、ですので、ガーゼを2枚重ねにしたものが1枚の布。
上の画像にあるように、今回は2種類のダブルガーゼを購入し、柄のおとなしいほうを中布にしようと思ったのですが、作り初めてから、表布も中布も同じ柄の布を使うことにしました。

こちらは、私が参考にさせていただいた型紙です。
大人用マスク立体型紙

A4で印刷すると、実寸でそのまま使えます。
右下にある「5㎝」を基準にして、寸法の確認をお願いします。ただ、こちらの製図は、縫い代分が既に含まれているので、実際の仕上がり寸法は1㎝内側になります。

1つのマスクを作るのに必要なものは、以下の通りです。

表布:25㎝×20㎝を2枚
中布:25㎝×20㎝を2枚
ゴムひも:25㎝を2本

私は表布も中布も同じものを使いましたが、
表と内側を番う布(内側に無地とか)を使いたい方は、2枚重ねで縫うときに、内側にあたる布を表布と違うものを重ねて2枚になるように組み合わせる必要があります。

上の画像の左右のカーブしたところが「鼻からあご」にかけてのカーブの部分で、布を切り抜いて、中表に合わせてから、先に左右のカーブ部分を縫います。

左右のカーブ部分を縫い終わったら、縫い代部分を1.5㎝間隔くらいに少しハサミを入れ、表に返したときにカーブがきれいに出るようにします。

ハサミを入れ終わったら、縫い代部分にアイロンをかけるか、指や爪を使って広げ、鼻から口にあたるカーブがきれいに出るように開き、どちらかを外側に決めて(今回のように両面とも同じ模様などの場合)形をととのえます。

今度は、マスクの上下を縫っていきますが、中表にして縫うのであとで表に返す部分は縫わずに開けておきます。(4㎝ほど)

もう一か所縫わなくていいところは、ゴムひもを通すところ。
この部分の1.5㎝(4か所)も開けておきます。

4㎝の開き口とゴムを通すところ以外を縫ったら、開き口から表に返します。
ここは時間をかけてもゆっくりと返しましょう。

縫い代部分が重なるので、かなり分厚くなります。(ダブルガーゼ8枚分?!)布の重なりが分厚くてやりづらかったら、棒のようなものでたたいて、布を落ち着かせてもいいかもしれません。
カタチが整ったら、返し口を縫っておきます。

少し落ち着いたら、布の重なりを安定させるためと補強のため、ゴムを入れるところ以外を一周ぐるりとステッチをかけていきます。

上記の画像のようにステッチをかけます。
ステッチは手縫いする場合、一針一針8枚のガーゼがずれないように垂直に刺すようにします。

最後は、それぞれ25㎝に切ったゴムひもをヒモ通しを使って通していきます。
今回、マスク用のゴムひもが近くの手芸店や100円ショップで完売だったため、子供用の帽子のゴムを代用しました。

マスクを作るには、ガーゼを何枚も重ねて縫うことになります。
ミシンのほうがしっかりと抑えが効いて丈夫かもしれませんが、手縫いの柔軟性も侮れません。針と糸があればテレビを見ながらでもチクチクと縫うことができる手軽さは、癖になりますよ^^

【追記】
マスクは相変わらず入手困難。
そうなるとマスクを手作りする人が増えてきます。でも面白いのは、普段縫物をしない人のアイディアが工作みたいでとても刺激的なこと。
ゴムひもの代わりになるアイディアも参考にしてください。

多様になってきた手作りマスク アイディアマスクのおすすめはこちら!

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