靴下を手編みする簡単な方法 輪編みしないで平らに編む?!

ソックヤーンが手軽に買えるようになってから、靴下を編む人が増えているような気がします。

靴下を編むことが苦手な人は、輪編みすることがネックになっているのではないかと思えるのですが、世の中には輪編みせず、平らに編む靴下の編み方もあるんですね。

今回はそんな靴下を編んでみました。
横からガーター編みで編んでいく、ちょっと不思議な編み方ですが、わたし的にはこういうルーズなフォルムも魅力的に感じます。

ガーター編みを横から編む、とはどういうことかというと、
履き口(前部分)→足の甲からつま先→つま先から足裏→かかとから履き口(後部分)までの長さの目数を最初に作り、足の幅を縦方向(必要な段数)に編んでいくという編み方なんです。


↑作り目184目でスタート。目数が多いので2本棒針では編みづらく、数段編んでから輪針(80㎝)でやり直しました。と言っても、輪に編むのではなく平面に編むのですが。。

ただ平らに編むのではなく、つま先とかかと部分で増減目があります。
この靴下編みの最大のポイントが、この増減目の部分を間違わないようにすること。

そのために減目が始まるときに(スタート時点で)糸印を付けておきます。
私は目数リングで代用しましたが、増目してしばらく平らが続き、減目に入るときにこのポイントを間違えると、かかとやつま先の形が崩れてしまいます。

実際、一段カウントを間違えたとき、これをやらかしてしまいました^^;
ここさえ間違わなければ、あとはひたすら同じことの繰り返しで、飽きるくらい長い一段を繰り返すことになります。

編み上がって、これから針のついている側からはいでいきます。
このガーター編みの平面靴下のもう一つのポイントは、最後また184目に戻ったら、半分の92目ずつなるように折り畳んで、側面をはいでいくときのとじつけ方です。

本では、中表にして伏せ止めをするとあるのですが、私は以前、ケストラーさんのミトンで覚えた「かぶせはぎ」と「アイスランディック止め」をしてみました。

こちらのほうが段差が少なくなるのではないかと考えからです。

この2つのやり方はこちらの記事をご覧ください↓
ケストラーさんの本からオパールで編んでみたミトン 不思議な形と編地の正体とは?

ただ、最初の作り目のとき、あとのことを考えずに普通の作り目をしてしまったため、こちらの側面は中表にして半返しで縫うことにしました。

オパールの糸なので、半返しで縫ってもそれほどゴロゴロした感じはしませんが、次回作るときはかぎ針で鎖編みをして、その裏目のすくって作り目をしようと思います。

仕上がってみると、ちゃんとつま先、かかとが形になっているんですね(当たり前!?)

ケストラー式に脇とじをしたのは、こちら↓
太いブルーの縞の真ん中あたりです。触らなければほとんどわかりません。

この平面で編むガーター編みの靴下は、ストライプが似合います。
普通に輪編みする靴下は、縦に入るストライプ柄は難しい(面倒?)けれど、この編み方なら縦ストライプを強調する方が面白みが出ます。

残り糸を利用しても楽しいですね^^
たっぷりとした大きさに編んで、ルームシューズとして履いてもいいかも。。

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