かぎ針編みナップサック型リュックの簡単な編み方をご紹介します

仕事で自転車に乗るときも、仕事以外で外出するときも、リュックは手放せないものになりました。

今までいろんなタイプのリュックを利用してみて、簡単なものを編んでみようと思いつきました。

一番シンプルで簡単なリュック。
それは、ナップサック
そんなリュックを手編みしてみることにしました。

いつも仕事で使うのは実用一点張りのメンズタイプのもの。
プライベートのときの、ちょっと遊びのあるリュックを作ろうと、麻糸を使って編んでみることにしました。

  ↑単色2色と段染め糸1色の3色の縞模様です。

上の画像を見ていただくとわかると思うのですが、まったくアレンジなしのかぎ針の方眼編みの繰り返しで編んでいます。

今回のリュックには一番シンプルな、長編み1、鎖編み1、の繰り返し。
方眼を縦長にするには長編みではなく長々編み1、鎖編み1をリピートします。

仕事用に使っている市販のリュックは四角型の厚みのあまりないもの。仕事でタクシーに乗っても背負ったままでも邪魔にならないくらいのボリュームです。

でも、一番好きなタイプはナップサック型。
何でも突っ込んで口をぎゅっと絞れば、そのまますぐ飛び出せます。

A4の書類を入れるにはちょっと不向きかもしれませんが、ナップサックはたいてい布製で柔らかいので、形が自由になるのがうれしいですね。

たためるので、薄手なら収納もできてサブのバッグとしても使えます。

今回の麻糸のリュックは、形は自由でたたむこともできますけど、ジュートという麻糸がやや太めで、さらにかぎ針編みのため厚みが出ています。
でも、この厚みがボリューム感をデザインしている、とも言えますね。

ただ方眼編みというネット編みなので、ボールペン1本を無造作に入れてしまうと、抜け落ちます(!)使い方には工夫が必要になるかもしれません^^;

なので、細かいものは内袋に入れた方が無難、ということになりますね。

なぜスカスカの方眼編みにしたかというと、そのほうが糸量が少なくて済むからです。
糸をたくさん使うと、それだけ重くなってしまうので。

それから、色が全体的にダークになってしまったので、ひもを白っぽい色にしました。
ひもはこんなふうに留めました。

リュックは両手が空くので便利です。

自転車に乗るときだけでなくても、両手が空くと歩きやすいので、高齢の人にもすごく向いていると思います。

私の89歳の叔母も、いつの間にか外出にはリュックを背負うようになりました。

ただ、ひとつ不便なのは、財布や携帯などを取り出すのに、リュックを降ろさなければならないこと。

なので、ウエストポーチかポシェットがあると、リュックの足りない部分を補ってくれるので、旅行のときなどにはあると便利です。

このナップサック型のリュックのひもは百円ショップではなくて(希望の長さのひもがなくて)、手芸店で3mの長さに切ってあるものを購入。

実は3mではギリだったのですが(あと数センチ欲しかった!)、巻のものが見つからなかったのでここで妥協しました。

でも、仕上げてみると、ひもの長さはほぼ希望通りになりました。
高さのあるリュックならいいのですが、こじんまりしたリュックだとあまり背中の上の方にあると子どもっぽい感じがして、それだけは避けたいと思っていたので。

このリュックのサイズは、35×42㎝。
手芸店でリュックのひもを探しているとき、白っぽいひもにしようか、黒いひもにしようかずいぶん迷ったのですが、全体的にダークな色合いなので、ひもは薄いベージュにして少し明るい印象になるように工夫してみました。

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