ルームシューズの作り方 一番簡単な棒針編みで作ってみました

足元の冷える季節になるとルームシューズが欠かせません。

特に、仕事先でもソックスの上に履いて訪問先を気兼ねなく動き回ることができるルームシューズは、簡易スリッパと違って、履きっぱなしで動けるのでとても重宝します。(ちなみに筆者は訪問介護の仕事をしています)

持参のスリッパを脱ぎ履きしていると、訪問先によっては違和感を持たれることもあるので、履きっぱなしのルームシューズのほうが(一度履けば)目立たないのですね。

今回、特に仕事用というわけではないのですが、真っすぐ長方形に編むだけの、本当に簡単なルームシューズを作ってみました。多分、あなたも目にしたことのある形だと思います。


以前、一度だけ作ったことのあるデザインだったので、今度はゴム編みの部分を長めにしてみました。
以前のものはこちらです↓

こちらも今回のルームシューズも素材はアクリルです。
暖かいし丈夫で、惜しげなく使えるので実用向きです。

自分のサイズに合わせて簡単な製図を描いてみました。

アナログすぎてごめんなさい 汗
スキャンしたら色が飛んでしまったので、写真にしました。
補足をすると、作り目は44目です。

ガーター編みでゲージをとってみました。
ゴム編みではゲージは取らず、ガーター編みそのままの目数で編地を変えています。

普通ゲージは10㎝四方に何目何段、と数えますが、今回は横幅の目数だけ気を付けて、あとの段数は実寸で測りました。
ガーター編みの部分で、メリヤスの目を2本立てて編んでいくのは、ルームシューズの底の部分と甲の部分の切り替えのため。

ガーター編みを2色のストライプにしたのですが、表だとハッキリくっきりのストライプ。
裏側だと2色がなじんでおとなしい感じになります。
今回はこの2色がなじんだおとなしい色合いを表に出すことにしました。

このルームシューズのデザインは増減目なしの長方形なので、ひたすらまっすぐに編むだけなのです。
こういう場合に気を付けることは、とじはぎの部分。

つま先はゴム編みの目のループにとじ針で糸を何回か通し、ギュッと引っ張って穴を締めます。
かかとの方は、足底に当たる部分を少し絞ってギャザーのように縮め、とじていきます。

前回に比べるとゴム編みの部分を長くして編みました。
この同じデザインで、全部ゴム編みにしたり、全部ガーター編みにしたり、自分の好みで自由に調整できます。
長方形という形は同じです。

底の部分です。
左側のかかと部分が少しふくらんでいますが、実際履いてみるとそれほど違和感はありません。

ガーター編みの部分をもう少し深くとじた方がフィット感が出ると思います。
この糸は、先日キャンドゥで購入したもの。
アクリル100%で百円ショップの糸にしては大巻?一玉60gで、糸の長さは110cmもあるので使いでがありますね。

太さは極太の部類に入るのでしょうが、固めに編みたかったので6号の棒針を使いました。

ルームシューズもいろいろ作ってみると楽しいですね。
今、ルームシューズの製図を集めています。

ウェア物に比べると使用する糸の量も少なくて、編む時間も短くて済むので、いろいろなデザインで編んでみようと思います。

セーターだと敬遠しそうな複雑な模様でも、面積が少なければ実験みたいに試すこともできますものね。

今回のルームシューズも実際に履いてみて必要だと思ったら、底の部分に外側からフェルトを貼ろうと思っています。(ただ縫い付けるだけですが)
履物は、靴下もそうですが、力のかかる部分から傷んできますからね。

新作のルームシューズができたら、またご報告します♪

【追記】
ルームシューズの新作をご紹介します!

ひたすらまっすぐ編むだけ!というわけではありませんが、手をかけただけはあるフィット感です↓

ルームシューズは手編みがおすすめ これなら脱げないし履き心地も抜群!

夏にはコットンでこんなルームシューズはいかがですか?↓
冷房対策に夏用ルームシューズをコットンで手編みしてみる

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