↑アートセンターのある4階の窓から見た景色。それと、手織りのショールも気になります。
セールが始まっているということで、久しぶりに東京アートセンターへ行ってみました。
東京アートセンターは、以前はハンズなどいくつかのショップに出店していたのですが、今は東銀座にある本社だけになったということです。
もちろんホームページからの注文はOK。
でも、セールとなると実際に足を運びたくなります。
今回の目的は、叔母にプレゼントするベストの糸を購入するため。
それと、できたら自分用のシンプルなセーターか軽く羽織れるベストを編む糸、ということでほどよい太さの毛糸を探すことに。
アートセンターの糸は本来は織りをする人のための糸屋さんなので、編む人にとっては制作意欲をかきたてる刺激的な糸が多くあるように感じています。
私は織りはまったくやらないのですが、織り機をみると織りをする人に軽い嫉妬を覚えます(!)。というのも、織機はビジュアル的にも魅力的。絵になります!
今回もお店に手織りのショールなどもありましたが、手織りのものは手編みと違って出来上がりが薄手になるので、その風合いの違いも気になるところ。
同じ糸でも、手織りにするのと手編みでは、色の出具合が違うので全く別のものになりますね。
そういう違いを見られるのも、アートセンターのお楽しみの一つです。
綿糸も年間通して定番で置いてあります。
おすすめは光沢のあるエジプト綿。編むのも織るのも両方イケます。
アートセンターの糸はほとんどが天然素材100%のもの。(一部モヘアなどを除く)
シルクも豊富です。
私など編み人には正絹の糸は編みづらいのですが、素材に惹かれて何度か挑戦しています。
まだ満足のいくものができたことはないのですが。。
ファンシーヤーンもいくつかあります。
段染めのイタリアンという糸はほぼ定番。(新色は毎年出るかもしれませんが)
段染めの色の幅は決まっているので、この糸でプランドプーリング(段染めの糸で編みあがると模様になるように設定されている)のような編み方をしたマフラーがサンプルで展示されていました。
同じような色合いで細いリングヤーンもあります。(今回私が買ったもの)
織用の紡毛で1/3と書いて「三番単糸」と呼んでいる毛糸があります。
編むには少し固い感じのするウールの糸なんですが、色数がたくさんあって配色編みにはとても魅力のある毛糸です。
その単糸が3本になったものが3/3という太い毛糸。これはなかなか編むには手ごわい糸で、小物づくりか敷きもののモチーフなどに向いているかもしれません。多分織には一番向いているかも、です。こちらも色がとてもきれいでたくさん揃っています。
棚の上の方にはコーンのシルクなどが置いてありました。
織り用のすごく細い糸で、糸の魅力には惹かれますが、編むにはどうしたらいいんだろう?引きそろえ編みにするしかない?
こういう糸が使える織り人はいいなぁ、、と羨望のまなざしです。
↑今回私が購入した毛糸たちです。
左がカシミアウール。1枷100gで730m。
右が段染めのループヤーン。1枷100g。1300mあります。
アートセンターの糸はすべて枷の状態になっているので、あとで玉に巻き直します。
一枷は100g巻きです。
今回のセールでは定番の糸がすべて20%オフになっているので、セール時にまとめ買いをする人が多いのはうなずけます。
久しぶりにたくさんの毛糸たちに囲まれて、幸せな気分になりました^^