棒針編みでもかぎ針編みでも、テクニックを駆使した不思議な編み方がまだまだあるものなのですね。
固くなってしまった頭をときほぐすためにも、ときどき脳トレと思って新しい編み方に挑戦しています。
今回の挑戦は、かぎ針編みで裏表で違う模様が現れる「リバーシブルクロッシェ」です。
編み方を文面だけで読むと途中からわからなくなってしまいます。
2色で編み込みをするのですが、スタートがそれぞれの色で方眼編みをして、それを合わせて編み進むという、こんな編み方も初めての経験でした。
私は手元にあった極太くらいの太さの毛糸を使ったのですが、これだと2枚合わせたときかなり厚くなってしまってウェアものには向かないのでは、と思ったのですが、毛糸だまの作品を見ると、とても素敵なジャケットになっています。
ちなみにジャケットのかぎ針の号数は6号。
もうひとつの作品、ラップスカートは3号と4号の針を使っています。
この編み方は織物のような仕上がりで、ラップスカートにはピッタリ!
こんなサイズの試し編みなのに、方眼編みの数が途中で少なくなってしまったことが何度があって、毎段数えることにしました。
なぜ少なくなってしまうのか?
それは、裏表を合わせて編むときに、重なった部分の目が拾いにくく見落とすことがあったからです。
今回のかぎ針の号数は、黄色が7号。青が8号で編んでいます。
青の糸のほうが少しだけ細いので、最初両方とも7号で編んだら、2枚合わせるときにサイズが合わなくなってしまいました。
でも、2枚合わせとはいえ、1つの作品を色別に号数の違うかぎ針で編めるなんて、ちょっと不思議な感じですね。
このリバーシブルクロッシェを使って作品を編むとしたら、どんなものが適しているでしょうか?
やはり、裏がチラッと見え隠れする羽織りものやラップスカート。
甘撚りの糸なら小さ目のマフラーも素敵ですね。
超極太の糸なら、座布団替わりのフロアマットになるかもしれません。
編んでいる間に、いろいろ想像が膨らみました。
私は文章だけだとわかりづらかったので、こちらの動画を参考に編んでみました↓
今までは、かぎ針ではなく棒針の”ワンダーニット”ばかり目が行っていたのですが、かぎ針も面白い!
まだまだ私の知らない編み物の分野や技法があることを知って、さらに編み物の深みにはまりそうです。