エストニアスパイラルで編むまっすぐ靴下 シンプルだけどフィット感は抜群!

今回は、エストニアスパイラルでまっすぐな靴下を編んでみました。
以前、ケストラーさんのスパイラルソックスを編んだことがありました。
この時のスパイラルソックスとの違いは、フィット感が強いこと。
ケストラーさんの方がもっとゆるやかにカーブが走っている感じでしょうか。。

エストニアスパイラルは、一度覚えたら何度も編みたくなる、不思議な魅力を持った編地ですね。ケストラーさんのスパイラルとの違いをご覧になりたい方は、こちらからどうぞ↓

セリアの毛糸でケストラーのスパイラルソックスを編んでみた

〇用意するもの

用意するものは、
・セリアで購入したソックヤーン2玉
・2号の5本棒針
・作り目するときの長めの2号棒針
・毛糸針
・段数マーカー

最初から輪針で編む方は、作り目用の長い針は必要ありませんね。
私が最近使用している5本針は長さが11.5㎝ほどの超短針なので、編んでいるときに手のひらに隠れるほどです。
慣れるまで少し短すぎたかと懸念したのですが、だんだん馴染んできて心地よくなりました。
ただ正直なところ、もうワンサイズ長くてもよかったかなとは思っています。(手が大きいので‥)

〇編み方

作り目をするときは、長めの2号針を使います。
12.3㎝糸を残してループを作り、そのループを長い針にかけます。
それから、その一目でメリヤス編みをするように糸をかけて編んだ目を左の針に移す作業をつづけ、60目左の針にかかるまで目を作っていきます。

その60目を4分割して針にかけ直すのですが、下の編み図のように一模様が6目なので、6の倍数で針に分けていきます。

こんなにシンプルな編み図なのに、私は何度も間違えています 汗
間違えるとほどくのが結構大変です。毎段の掛け目と減目なので、私は一目ずつほどくようにして何とか目を拾っていきました。

動画の中でも言っていますが、まったく初めてエストニアスパイラルを編む方は、最初呪文のように唱えながら編むといいかもしれません。(たぶん私の覚えが極端に悪いのかもしれませんが‥ ^^;)

さて、模様編みのリズムを覚えたら、あとはひたすらまっすぐ編むだけなのです。
前述した6目の倍数で針に目数を分けておくと、針を替えた時の最初の編み方は、いつも上の編み図のように、「表、表、掛け目、表、表、左上二目一度」の繰り返しになります。

そして、この一玉で靴下の片方が編めるくらいの長さまで編みます。
ただ、最後の2.3段で20目減目するので、その分糸を残しておく必要があります。

減目は、模様図「表、表、掛け目‥」の掛け目の部分を、掛け目せずにスルーして、あとは模様の通りに編むだけ。
これを2回繰り返すと、60目で10模様あるので、10個の掛け目部分を増し目していないことになり、必然的に一周で(一段で)10目減ることになります。

1段で10目、2段で20目の減目になり、そこでストップすると針全体に残っている目数が40目になります。
これを毛糸針に通した糸で、2回ほどぐるりと目に通し、絞る形にします。

それから、糸を裏側に出し、糸始末をします。
最初の編みはじめのときの糸も、裏側で糸始末をして終了となります。
最後は、アイロンのスチームを少し浮かせて当てることで仕上げとします。
丁寧に仕上げをしたい方は、ブロッキングをすると形も整い、手触りもしなやかになりますね。

動画はこちらからご覧になれます ↓

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