子どもの頃はお人形遊びが好きで、人形に名前を付けて一緒に寝ていました。
覚えているのは2体のお人形があったこと。
でも、あまりぬいぐるみがあった記憶はないんですね。
ところが、あるとき、街でウィンドウ越しにぬいぐるみを発見すると、すぐ近づいていく自分に気が付きました。
それがいつ頃始まったのか定かではないのですが、たぶん40代に入ってから。。
子どもの頃はそれほど関心がなかったのに、何で?
友人に聞いたら、私と同じような反応をした人がいたので、自分一人ではないんだとちょっとホッとした覚えがあります。
冒頭の画像は、わが家のトイレに窓に並んでいる子供たちです。
スヌーピー好きの私の誕生日には、よく姪たちがスヌーピーグッズをプレゼントしてくれたものです。
スヌーピーのぬいぐるみは引越しの前に姪の子どもに上げたりして、いつの間にか少なくなっていました。
なにしろ部屋が狭いので、かわしいぬいぐるみに出会っても、買うのはがまんすることが多いです。
でも、眺めているだけでニヤニヤしてしまう子供たちがいるのは、ストレス解消にもなるし、第一、表情がにこやかになるのはいいことですよね?
今まで、ぬいぐるみを自作するのはとてもハードルが高かったのですが、金森美也子さんというぬいぐるみ作家の作品を見ると、軍手や靴下を上手に利用して、あみぐるみっぽい動物のぬいぐるみを作られているんですね。
これだったら、もしかしたら私にもできるかもしれない、という気がして、本を見ながら挑戦してみました。
本体を編まなくてもいいなんて、なんて楽チンなんだろう。。
実は、今まで何度か編みぐるみに挑戦してみたのですが、小さいものを輪編みしたりするのが面倒で、いつも途中で断念していました。
でも、編まずにあみぐるみ状のものが作れるのは私にピッタリ!とばかりに、2日で完成したのがこちらのワンちゃんです。
残念ながら、金森さんの本のワンちゃんとは比べ物にならないくらいの別物になりましたが、これはこれで、最初の作品としては面白いかな、、と。(自分に甘い汗)
ちなみに、金森さんのワンちゃんはこちらです↓
こうやってあらためて比べてみると、その差は歴然としてしまいますが、今回初めてぬいぐるみを作ってみて、中の綿の詰め具合とか、顔の表情を変えるためにはどうすればいいのか、ということがわかってきたので、次回はもうちょっと頑張って、かわいい表情を目指します!
そのときはまたご紹介しますので、見ていただけたらうれしいです^^
さて、作り方は本当に簡単です。
軍手を一組用意して、左右とも同じ指(親指、中指、薬指)をカットして、体を作る方は、カットした指を両腕に利用し、もう1つの手袋は頭の部分を作るのに使います。
頭の方は、カットした指(同じく、親指、中指、薬指)は使わず、手袋に残っている指を耳にします。そのためには、親指の切り口が中央にくるように畳んでから、先に曲線を縫い、あとからその部分の5㎜外側を切り落とします。
布地でつくるぬいぐるみと違って伸縮があるので、化繊綿の詰め方の加減が慣れるまでは難しいかもしれません。
これでいいかな、と思っても、いくらでも詰め込むことができるので、どのあたりで止めた方がいいのか止め時がわからないことと、化繊綿を詰める場所によって顔の表情が全く変わってくるところが、慣れるまでは難しいと感じるかもしれませんね。
今度、金森さんのワークショップに参加して、既製のセーターやカットソーなどを再利用したぬいぐるみの作り方を学びたいと思います。