編み物途中の糸のつなぎ方 簡単で目立たない方法はどれ?


はた結び①ー②

編んでいる途中で糸がなくなってくると、どのあたりでつなげようかと迷いますよね。

私は、カーディガンや前開きのベストなどの場合、後ろ身頃の裏で糸をつなげると目立つので、編みきった後の次の段で替えることにしています。
長めに残った糸は、あとでとじ・はぎに使うことができるので残しておきます。

今回は、編み物途中で糸がなくなったときの、新しい糸とのつなぎ方をご紹介します。

冒頭の画像とこちら↓は「はた結び」のやり方です。


はた結び③ー④

結び目が一番小さくなるのははた結びといわれています。
上記画像とこちら↓動画でご紹介します。

もう一つ、何度か紹介しているサイト、”たた&たた夫の編み物入門”で紹介されているのは、一度軽く結んでおいて、あとでほどいて糸始末をする方法です。

この方法だと、ポコッとしたでっぱりがなく編地になじみますね。
たた&たた夫さんのサイトです↓
http://tata-tatao.to/knit/firstmaf/chap3-3.html

次の糸のつなげ方は今回初めて知りました。
ダブルノットという方法です。

編み物のときの糸をつなげる方法としては初めて知りましたけど、このむすび方は以前から手作りのアクセサリーを作ったとき、革ひもの長さを調節できるので便利に使っていました。

ときどき、手作りアクセサリーの展示会などで、このやり方でペンダントなどを販売しているところを見かけたことがあります。


↑2本の糸を並行に並べ、両端でそれぞれ普通の結び方をします。


↑2本の糸をそれぞれ引っ張っていきます。


↑ピンピンと音が鳴るくらい左右に強く引っ張ってください。


↑そして、結び目ギリギリのところで切ります。

このダブルノット、実際に結んでみましたが、本当に強力でした。
すこしモヘアっぽい毛糸でしたが、ゆるむことはありませんでしたよ。

動画の方もご紹介しておきます↓

最後に、毛糸のフェルト化しやすい特性を利用した結ばずにつなげる方法をこちらのサイトからご紹介します↓

編み物の毛糸のつなぎ方に、こんな方法があるのをご存知ですか?

もしかした、このつなぎ方が一番きれいに仕上がるかもしれません。
ただ、慣れるまでに時間がかかりそうですね。

実は、このやり方で水を使わないやり方は以前なにかで見たことがありました。

実際にはまだ試してはいないのですが、違うところは、新旧それぞれの糸の撚りを戻して、それぞれ同じくらいの長さのところを半分ずつ切る、というもの。
撚りが4本あれば2本切り、つなげる方の糸も同じようにして、新旧2本の糸を重ねて編み始める、というもの。

上記のやり方ほどきれいにはならないかもしれませんが、すぐ編み始められるので(というか、編み始めることでつなぐことになる?)こちらのほうが簡単かもしれません。

編み物も編んでいるときは楽しいのですが、最後の糸始末に時間のかかることが多く、なんとかこの時間を短縮できたらと考えていました。

毛糸のつなぎ方を変えることで最低限の糸始末で済んだり、つないだ部分はまったく糸始末をしなくてもよいなら、それだけでも完成が早くなりますね。

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