上記のルームシューズのとじ付ける前の状態はこれ↑です。
本当にただ四角く編むだけなのに、履くと存在感が光ります!
実はこの春頃、夏のルームシューズを作りたくて、リネンを使って編んでみました。
こちらのルームシューズは、ベルンド・ケストラーさんの「表目と裏目だけで編むニット」を参考にしました。
↑左上の作品を参考にしました。糸が違うのでゲージも変わりますが、ほぼ正方形になるように編んでいきます。
ただ正方形の左上部分が欠けます。(4㎝四方)
ここがつま先に当たる部分なので、あまり尖がらないようにするため。
↑指定された部分をすくいとじしていくと、こんな三角形に。
甲の上部、足首に当たる部分を折り曲げると、それがデザインになります。
ベルンド・ケストラーさんの本のルームシューズは段染めなのでカラフル。
でも、こんな無地のリネンのルームシューズもいいのでは?
↑かかとの部分を深く閉じた方が、前に出る折り返しの部分がきれいに決まります。
リネンで編むルームシューズは肌触りのサラサラ感を期待していたのですが、このデザインに関しては足首の保温性が高くて、真夏には暖かすぎました。もっと甲の部分を浅く覆うタイプのデザインなら、リネンで正解だと思いますよ。
ということで、このガーター編みで新作のお試し冬バージョンを作ってみました。
ちょっと失敗作ですが(小さすぎた!)、手当たり次第の残り糸整理のストライプです。
ありったけの残り糸オンパレードです。
その結果できたのが、これ↓
まだ糸始末も何もできていない状態で、無理無理履いてみました。
このページ冒頭の画像は一目ゴム編みだったので、ガーター編みより伸縮があったため、横幅が多少短くてもとじるときに正方形に近くなったのですが、ガーター編みの場合は最初から正方形に近い状態に出来上がらないと、とじるときに苦労することになります。
同じデザインのルームシューズですが、一目ゴム編みとガーター編みの違いは、つま先に丸みを出すために4㎝四方をカットするかどうかというところです。
一目ゴム編みのほうは本当に四角に編むだけ。なにしろ簡単で、残り糸を十分活用できるのがうれしいところ。
左右のストライプのバランスがぜんぜん違っても、それなりにカッコが取れます。
そういうところが手作りのよさ?と思ってもらえれば・・^^;