編み物を再開してから、毛糸はセリアやキャンドゥなどの百均で購入することが多くなりました。
手軽だし、以前に比べると百均の毛糸や麻糸などの種類も増え、質もいいものがあるように思います。
ただ、セーターなど大きいものを編むときはかなりの量を必要とするので、百均で買うのとネットでセール時を狙って買うのとでは、どちらが安いのか、よく検討した方がよさそうです。
手編みで小物を作る方は、セーターなどの大きな物を作ったときに出た毛糸の残り糸を利用して作ることが多いと思います。
今回、この半年くらいであれこれ作った残り糸、それも毛糸だけを集めてネックウォーマーを作ろうと考えました。
毛糸はウール100%もあり、アクリル100%もあり、混紡もあります。
しかも、太さも違うのに、それらを全て縞々に編んでいこうと思います。
一番太い糸に合わせて輪針の8号でスタートです。
↑上の毛糸がこげ茶、右がダークグリーンです。
写真では色がよくわかりませんが、メンズカラーによくある配色ですね。
縞の太さも、残り糸の分量で適当に編みます。
ただ、最初にストライプにしていく色の変化をどうしようかと考えました。
全体的にダークな色だけを拾い集め、2色ずつの縞を繰り返してはどうかな、と。
2色で縞を繰り返して一方の色がなくなったら、まだ残っている糸に今度は次の残り糸を加え、また違う配色の縞を繰り返す、という方法です。
そのときに、2色ずつ全く違う配色に切り替えるのではなく、色の変化は1色ずつにしてみようと考えました。そのほうが色が徐々に変わっていく感じが出そうな気がしたので。
今回はネックウォーマーということなので、輪針でぐるぐる編むことになりました。
とすると、糸が途中で切れても段差がそれほど目立たないのでは?と期待するところもあります。
最初に、ゲージを出すためと、縞に編んでいくとどんな色の出具合になるのか確かめるために、15センチ四方くらいの正方形の編地をつくりました。
模様は少しリブ編み的な、こんな感じです。
リブ編みなので、伸縮があります。
ゲージとは、10㎝四方が何目何段になるかを知って、自分の欲しい長さに必要な目数などを決めるものですが、リブ編みの場合は伸縮があるので、ゲージをとるときに、「このくらい伸ばした感じで仕上げたい」と思った引っ張り具合で決めていいです。
先日「すてきにハンドメイド」という番組で、マルティナさんの腹巻帽子の作り方を見ていました。
そのとき参考作品の方で紹介された編地を今回使わせてもらいました。
私はこちら↓を表にするつもりで編みました。
裏の編み図はこんな感じなります↓
↑へこんでる部分が一目なので、間の溝が見え辛いですね。
こちらを表にしても全然OKです!
というか、こちらを表にする人のほうが多いかもしれません。
こういうふうにリブ編みでも裏と表の模様が違うので、折り返したりすると変化が楽しめますよね。
すでにこげ茶やダークグリーンがなくなってきたので、残り糸の中からピンク系を出してきました。
このサイズでネックウォーマーにはなると思うのですが、もう少し毛糸がなくなるまで編み続けて、できたら帽子にもなるようにしたいと思います。
帽子のトップ部分に余裕を持たせたいので、糸があるだけ編んでみるつもりです。
最終的なかたちは、糸まかせです^^
ネックウォーマー&帽子の仕上がりはこちらのページでご覧ください↓
ネックウォーマーは帽子にもなる!?毛糸の残り糸活用法第一弾!