最近、なぜか帽子をかぶりたくなりました。
帽子は日よけのため、熱中症の予防のため、と夏しかかぶらなかったのですが、冬は冬で本当は紫外線も夏ほどではなくともしっかり届いているみたいですし、以前は感じなかった冷気を頭に感じるようになって^^;帽子をかぶろうと考えました。
今回は、編み方も簡単で糸の量もあまり使わない、ほぼ真っすぐ編みのニット帽をご紹介します。
使用した糸はキャン★ドゥやセリアに定番で置いてある”ひつじちゃんナチュラル”。
ウール100%(しかも、ウルグアイウールと書いてある)。25gで75ⅿあります。中細タイプですね。
手触りは、、”カジュアルな感じ”^^; しっとり感とかはないです。
それに、「ナチュラル」とあるようにカラフルな染め糸がないので、色合いが地味と言えば地味かもしれません。でもナチュラルカラーを好む人は多いですよね。
それにしても25gで75ⅿの長さというのは、うれしいです♪
今回、セリアの棚にはこの色しか見当たりませんでした。
でも、白とこげ茶は見たことがあります。この日は売り切れてしまったのかもしれないですね。
6号の棒針で二目ゴム編みの作り目で136目作り、二目ゴム編みを編み始めてから輪針で編みことにしました。参考にした本はあったのですが、帽子の長さをどのくらいにするかは実際にかぶりながら決めました。
本には、折り返し部分を10㎝とるとありましたが、ちょっとボリュームが出そうだったので、実際に自分がかぶるときは6.7㎝くらいにするつもりで長さを決めています。
もっと甘撚りの糸なら10㎝折り返しても厚みはそれほどでないかもしれないですね。”ひつじちゃんナチュラル”はハリのある毛糸なので、ちょっと厚みが気になりました。
こんな感じでどんどん編み進みます。
参考本のサイズは、減目して頭頂を絞った状態で34㎝。でも私の場合は30㎝でした。
二目ゴム編みのニット帽、しかもこれからポンポンをつけようとしている帽子を、できたら子供っぽくならないように、トップの部分はゆるみを持たせています。
トップから20段下くらいから分散限目をして、最終的には12目になり、毛糸針に糸を2回くらい通してから絞ります。
それからポンポンを作るのですが、本体が地味なのでポイント的にカラフルな糸を使いました。段染糸はソックヤーン。2色使ったので、もう1色は深みカラーの紺色です。
ポンポンづくりは参考本の通りにしてみました。
14㎝の厚紙に2本どりで260回巻き、中央をきつく縛り、輪の部分を切りそろえます。あとは丸みが出るようにカットするだけ。
ただ、今回のポンポンはゆるく、隙間のある感じです。
本の通りならポンポンの直径は13㎝。でも、私は本体の帽子とのバランスを考えて、私は10㎝ほどにしました。
これでもサイズ的には大きいかなぁと思うのですが、小さくきっちり作ったポンポンと違って、大人ゆるいポンポンは空気感がポンポンの大きさをあまり感じさせないんですね。
このざっくり感が子供のポンポンとの違いでしょうか・・^^
ポンポンって、カットしだすとどんどん小さくなるみたい(汗
だんだんやめ時が分からなくなって、それで10㎝になったのかもしれません。
アイロンでスチームをかけたら、毛糸がだいぶしなやかになりました。
普段はこのくらいの折り返しで使う予定。
ただ、わざと深くかぶるときは、一重にしても、数センチの折り返しにしても面白いと思います。
実際にかぶると、トップの部分も軽く折れて、ポンポンも下に少し落ちるような感じになるのでゆったりしたニュアンスになります。大人カワイイ感じになれば・・、と期待しています。