最近SNSでよく見かけるようになったニットの帽子があります。
タテにリブ編ではなく、ヨコにたっぷり緩みの入ったゆとりのあるニット帽。このタイプは頭にぴったりではないので、帽子の苦手な方にも顔周りがふんわりとして顔の印象が和らぐような気がします。
ただ、被り口だけはあまり伸びないように、この場合は二目ゴム編みを少し編みました。
糸は百円ショップの糸と残り糸の整理を兼ねています。毎回のことですが・・^^;
毛糸はセリアで購入したウール100%の”ゆめみるひつじくん”。
25g玉巻で42mの長さがあります。棒針は8号を使いました。(表示は9~11号棒針)
”ゆめみるひつじくん”を2玉と手持ちのツイード調のアクリルがたくさん入った太めの紺色の糸を使い、その紺色の糸がなくなったので途中から同じ紺系の色(太めの中細)を使いました。
ゲージは17目56段。棒針は8号です。
最初は5本棒針を使っていましたが、途中から輪針に変え(輪針があることを思い出した^^;)編み続けました。
編み始めは普通の作り目をして、二目ゴム編みを14段ほど。
4段ごとに糸を変えています。(ゆめみるひつじくん→ツイード調の紺色)
それからは、同じ8号のまま、4段裏編み(紺色)。4段表編み(ひつじくん)。を繰り返し、グルグル編み進んでいきます。
この「裏編み、表編み」が太めのガーター編みのように、タテに伸縮をするので、ゆとりのある面白いニュアンスの帽子になるんですね。表編みにしたところが引っ込む形になります。
ゆとりのあるニット帽は毛糸の分量も多めになるので、かぶったときに後ろにボリュームが出て引っ張られるような感じになります。
それがデザインとしても面白いのですが、顔周りはゴム編みなどリブ編みでフィットさせたほうがきれいです。
上の画像で、紺色が途中で変わっているのが分かりますか?
ツイード調の紺から単色の少し明るめの紺色になっています。こちらもセリアやキャン★ドゥに置いてある”深み色”のシリーズの中細。ほぼアクリルの糸です。
この深み色シリーズは色がとてもきれいで使いやすいのですが、ほぼアクリルのため少し編みづらい感じがします。ちょっと残念。
今日半日ほど、外出時にこの帽子をかぶってみました。
すごく暖かい!
帽子は夏の紫外線予防のためにしかかぶらないと思っていたのに、これからは冬の帽子も欠かせなくなりそうです。
当たり前ですけど防寒になるんですよね。
耳も隠れるのでさらに暖かい。
ニット帽は収納にも困らないので、いろいろ作ってみるのも楽しいですね。
もちろん、親しい人にプレゼントしても喜ばれると思いますよ。