かぎ針編みの小物は巾着がおすすめ!かぎ針の方眼編みで作る袋物を4つ紹介します

麻糸やコットンは小物づくりには一年中必要な糸です。
小さな巾着袋からからリュックまで、いろいろ編めます。

同じデザインを毛糸で編めば即、秋冬バージョンとなります。
季節に関係なく持てるのは、麻やコットンの糸で編んだものが便利ですね。

目次

ダイソーのレース糸は太めで編みやすい 豊富なソリッドカラーが特におすすめ

ダイソーのレース糸がカラフルでとてもかわいい!
パキッとしたソリッドカラーが、暑い季節にピッタリだと思いました。
1玉20gで80mほどの長さがあります。

表示によると、1玉で直径10㎝のコースターが4枚編める分量ということになります。
もちろん、コットン100%。
光沢もあり、太さがほどよいので(#20)レース糸に不慣れな私でも編みやすかったですよ。

ダイソーで買ったソリッドカラーのレース糸は全部で6色でした↓
その中の「ハワイアンピンク」で小さな巾着袋を、レース針の0号で編んでみました。

変わり方眼編み?というのでしょうか。
方眼の鎖編みを(普通はひと目)2目にして、戻りのときに長編みではなく、細編みで戻ってきます。

なので、出来上がりは太枠のような方眼に。
口紅ならいいけれど、リップブラシはもしかしたら落ちてしまうかも、です。

編み方はシンプルです。一模様が4目で、最後に長編み2目をプラスする形にして終了。
袋に欲しい深さの倍を編んでから、二つ折りして両端をとじます。

↑そのあと、上の口の部分を細編み一周してから、バック細編みで仕上げます。

巾着部分のひもも同色のハワイアンピンクで編んでみました。
編み方は「スレッドコード編み

くるみボタンが主役のお守り袋

くるみボタンをつくるのが楽しくて、このくるみボタンに合う小さな袋を作ってしまいました。

神社などで頂くお守りはすでにお守り袋とセットになっていますが、お守りのように大切にしている小さなものを入れる袋やポーチのようなものはなかなかありません。

今回はボタンを主役にするので、袋の編地はプレーンなものにしました。
細編み一段、次の段で細編みの方眼編み(細編み・鎖一目)をして、それを2段ごとに繰り返す編み方です。


細編みで埋め尽くすと少し重い感じになるので、一段を細編みの方眼にしてみたらどうかな、と思い、編んでみたら編地がフラットになっていい感じになりました。

その前に一度、長編み一段・細編み一段、の繰り返しで編んでみたのですが、編地が変に膨らんで地厚な印象になったので、すぐほどいてしまいました。

デザインや編地も、編む前に自分で想像するものと実際の仕上がりは違うことが多いですね。この袋は、作り目13目で、かぎ針は3号を使用しています。

赤いひもはダイソーのレース糸なので、レース針の0号。
持ち手のひもは鎖編みだけです。(ここを長くすれば、ペンダントになります)

空気感のあるネット編みのバッグは早くて簡単!

糸は、ダイソー(たしか?)のレース糸とセリアのコットンです。

セリアの段染めは他の色も編んでみました。
色の出具合がちょうどいい感じで、色違いで使っています。

編み地は、細編み一段と長編み+鎖編み二目の方眼編みの繰り返しです。
長編みと鎖編みの部分は地色のピンクで、2模様ごとの細編みだけ段染めの糸にしました。

幅は21㎝。深さは23㎝あります。

ぐるりと1枚の長い長方形を編んだのではなくて、片面を先に編み、同じものを編むために下の作り目から新たに目を拾って編んだのですが、ぐるりでも良かったかもしれませんね。

ここまで編んでも、手提げのひもをどうしようか考えていました。
糸に余裕がなかったので、たくさん余りそうな糸でなんとかしようと、いつものことながら行き当たりばったり。

やはり布帛に比べると糸は重さがありますね。
その重さが安定感にもつながるのですが、形の変形にも影響します。

でも、ネット編みなので、そのへんは大目に見ていただいて・・。

このレース糸は太めなので、かぎ針は3号にしました。
もっと小さい手提げバッグにしてもカワイイと思いますよ。

簡単にできるので、ちょっとしたギフトにしても喜ばれると思います。

セリアのコットンで編んだトロピカルな色の巾着型ポーチ

セリアで買った糸の中で、「トロピカルコットン」という少し太めのコットン100%の糸がありました。

細い糸と引きそろえて使えばいいかなと、今まではあまり手にしたことのない強い赤と黄色を選んでみたのですが、今回その色をそのまま使って、巾着型のポーチを作ることにしました。

大きさや編地は、以前ご紹介した林ことみさんの「エストニアで習ったレース」の中から選んだ「ジグザグパターンのポーチ」です。

ただ、糸はセリアで購入したコットン。
糸の太さがぜんぜん違うので、作り目を調整しました。

3号のかぎ針で、28目の作り目をしました。(ひと模様3目×9+1目)
やや広めの方眼編み(鎖編み2目)なので、鎖一目の方眼より透け感があります。

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この方眼編みの模様で本体をぐるりと編みます。
つまり模様を横づかいにするということです。

二色の配色で、しかもかなりぶつかり合う色なのに、できあがると色がなじんだ感じがするのは、ジグザグに色を変えているからなんですね。

このジグザグパターンが、このポーチのポイントです。
トロピカルコットンはプレーンな糸で編みやすく、感触もソフトなのでウェアにもOK!

↑ひと通り編みあがると、こんな感じになります。
二目鎖編みの方眼は初めてですが、この透け感は悪くないですね。

このページトップの画像は、ことみさんの本の上にできあがったポーチを載せています。
底の部分は本のやり方を変えて、長編みで直径10㎝ほどの円形にして、本体と縫い合わせました(編み糸を半分の細さにして)。

本の通りにしたら、もっとエスニックな感じが出たかもしれませんが、こじんまりとした仕上がりにしたかったので。。

まとめ

小さな巾着型の袋物は、何にでも使えて便利です。
キャンディー入れにしてもカワイイ♪

近年、麻糸やコットンの糸も年間通して手に入ります。
小物でも毛糸で作ると季節が限定されますけど、麻や綿で作っておくと、ほぼ一年中使えます。

毛糸でセーターを編む間の手休め?に、小物を作ってみませんか?

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