ナチュラル洗剤で掃除や洗濯 それぞれの使い分けは?

私のナチュラル洗剤はじまりは、数年前の年末にテレビで大掃除の特集を見たとき。そのときに知ったのが、「セスキ炭酸ソーダ」と粉石けんでつくる「プリン状石けん」でした。

そのときに換気扇汚れの激落ちぶりにビックリ!でも最初は使い方がよくわからず、粉状のセスキ炭酸ソーダを原形のままトイレの洗剤として使ったり、プリン状石けんはただ食器洗いにのみ使うくらい。

まだ十分とは言えないまでも、少しだけナチュラル洗剤を経験しているものとして、掃除や食器洗いのときにどういうふうに使ったらいいのか、いくつかご紹介したいと思います。

衝撃の大掃除特集のテレビを見ていて、習得するには時間がかかりそうだなぁと思いつつ、自分で工夫できる面白さのようなものを感じて、趣味の一環(!?)としても挑戦し甲斐があるとおもうようになりました。

一番の理由は、「地球にやさしい」ということなんですけど、取り組み甲斐のある分野、ということでもあります。

プリン状石けんは、食器洗いとしては毎日使っています。
私は分量通りの濃さで作っているので、やや硬めのものができますが、人によっては基本の分量を自分の使いやすい柔らかさに調整し、もっとトロトロのせっけん状にして使う人もいるようです。

食器用洗剤がもともと液体がほとんどなので、液体に近い方が使いやすいということなのでしょうか。。
プリン状石けんの作り方はこちらからご覧ください。↓
粉石けんで上手に洗濯 泡立ちの良い使い方と食器洗いに利用できる方法とは?

粉石けんで洗濯を始める前は、セスキ炭酸ソーダを洗濯にずっと使っていました。子供の泥汚れのようなひどい汚れには物足りないかもしれませんが、わが家の洗濯にはセスキだけで十分でした。

セスキで洗濯をするようになって一番最初に気がついたのは、「におい」です。
洗濯もの特有のにおいがほとんど気にならなくなりました。

でも、粉石けんが一番汚れを落とす力があるということを知って、最近になって粉石けんの上手な使い方を習得し、毎回洗濯そのものより「アワアワ」を作ることが楽しみになりました。

セスキ炭酸ソーダを使うようになってからは、重曹はほとんど使わなくなりましたけど。。
ただ重曹も、ペースト状にして頑固な焦げ付きをとるための研磨剤代わりに利用することもできます。

こういう柔軟な使い方は、利用している人と情報交換をしながら、体験を積み重ねる面白さがありますよね。

セスキ炭酸ソーダは、セスキスプレー(水500mlにセスキを5g入れたもの)を洗濯ものの特に汚れのひどいところに振りかけてから洗濯すると、汚れ落ちがまったく違います。

特に布ナプキンには欠かせない洗剤として、セットになっているイメージがありますね。

セスキスプレーは洗濯の部分汚れ以外にも、キッチンまわりの油汚れや家中のお掃除に使えるのですが、ひとつだけ注意が必要なのが、「アルミ製品、表面加工のある家具などには使用しないでください」という注意書きです。

表面加工のあるフローリングなどは避けた方がよさそうです。つやがなくなってしまいます。

最後は、過炭酸ナトリウムです。

使用目的は、衣類や食器、まな板などの漂白
私が最初に使ったのは、洗濯機の洗浄でした。

商品説明書には、「特徴として、色柄物の洗濯やしみ抜きにも安心して使えること。塩素系漂白剤のようなツンとした臭いもなく、有毒ガスが発生することもありません」と書いてあります。

使えないものとして、「水洗いできないもの、漆器、皮革類、毛・絹およびこれらの混紡品、金箔、アルミ、銅、真鍮、貴金属、宝石類、眼鏡、ニス塗り物、表面加工された家具、自動車の塗装面、油や熱などで劣化した塗装面」、とあります。

今は、洗濯をするとき粉石けんと一緒に使っています。
あとは、布巾などの漂白が多いでしょうか。

洗濯するのに、もう1つ気になるものがありませんか?
そうです!柔軟剤ですね。
これは、クエン酸を使うことで解決できます。

クエン酸溶液を作って、柔軟剤を入れるところから投入すればOKです!
製品としては、クエン酸にミョウバンの消臭効果をプラスしたものも販売されています。

ナチュラル洗剤に敷居の高さを感じている方は、まずセスキスプレーあたりから始めてみてはいかがでしょうか?

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