粉石鹸はよく落ちる 上手に泡立てる使い方と便利なプリン状石鹸をご紹介!

何年か前に、年末の大掃除の特集をテレビで見たことがあります。
そのときに、粉石鹸で作った「プリン状石鹸」で頑固な脂汚れを見事にきれいにしたのを目の当たりにして、早速プリン状石鹸を作って、食器洗い専用に使ってみることにしました。

粉石鹸を洗濯用ではなく食器洗い専用にしたのは、1.2度洗濯機で洗濯したのですが、うまく泡立たなくてやめてしまったから。

プリン状石鹸はとても使い勝手がよく、今でも継続して使っています。手が荒れないのが一番大きな理由かもしれませんね。それに、いくら使ってもいつでもすぐ作れるので、洗剤がなくなるストレスを感じないのもうれしいところ。(プリン状石鹸については後述します)

でも、洗濯にも粉石鹸を使いたいと(本来の粉石鹸の目的はこちらですものね)、あらためて粉石鹸の使い方を調べてみることにしました。


調べているうちに、どうして洗濯に使わなくなったのか?その理由も思い出しました(汗
それは、できるだけお風呂の残り湯などのお湯を使うように書いてあったからです。

わが家の場合はお風呂場と洗濯機の場所が離れていたので、それは無理。その段階で多分あきらめてしまったのかも、と思い出したのです。

でも、今回は洗濯機に水をためて粉石鹸を投入し、洗濯ものを入れずに、まず4.5分ほど攪拌するところから始めてみました。すると、なんということでしょう!?攪拌を始める前から泡立ち始め、粉石鹸ってこんなにアワアワになるんだ!と感激することしきり。

実際に洗濯物を入れて5分回しても、このくらいの泡立ち状態のままでした↓

それからは洗濯が楽しくなりました。
最初に4.5分粉石鹸を攪拌するのがメンドウと思う方もいるかもしれませんが、その後の洗濯物を干すときに見る汚れ落ちのさっぱり感を体験すると、そんな手間は何ということもない、と感じますよ。

泡の効果がどれほどのものか、今まであまりにも軽んじていたんだと思います。
最近は洗顔でも泡立ちを重視していますよね。たしかに、泡が汚れを落とすのだ、ということをあらためて認識しました。

ただ、粉石鹸の使い方は、いろいろ自分で試してみて学習する必要があるかもしれません。というと、また面倒に感じるかもしれませんが、粉石鹸にもいろいろ種類があるし(私もまだ2種類しか使ったことがありません)、地域による水の質や、洗濯機の種類によっても違いがあるかもしれません。

このあたりは、粉石鹸の量や使い方を最初は基本通りにやってみて(パッケージに書いてあるように)、基本の分量で泡立ちが足りないと思ったら足してみる。途中で泡が消えるようだったら液体の洗剤を足してみる(粉石鹸にも液体があります)。など、自分なりに工夫してみることをおすすめします。

私が前回使った粉石鹸は「石鹸百科」で購入したもの。今回は「ミヨシのせっけん」でした。この2種類だけでも、洗濯機の容量に対して洗剤使用量が変わります。泡立ちにも違いがあるので、本当はいろいろな種類の粉石鹸を実際に試してみた方がいいと思います。その中で自分が一番気に入るものが出てくるかもしれません。

私も今回の「ミヨシのせっけん」がなくなったら、今度はまた違う粉石けんを順番に試そうと考えています。
このアワアワになる粉石鹸の洗濯方法の前には、セスキ炭酸ソーダアルカリウォッシュ)だけで洗濯をしていた時期もあります。特にひどい汚れがない場合は、このセスキ炭酸ソーダだけでの洗濯もまったくアリ、です。

セスキに関してはまた別のときにご紹介したいと思います。

では、粉石鹸を使った「アワアワ洗濯のやり方」の復習を簡単に書いておきますね。

≪アワアワ洗濯法≫
・洗濯機に低水位で水をためる(できたらお風呂の残り湯)。
・粉石けんを規定量入れ、3~5分攪拌する。
・泡がモコモコ立ってきたら、洗濯物を入れ、洗濯スタート!
・水が再注入されてから泡が消えてしまうようなら、液体石けんを足します。
・あとは洗濯機におまかせ。

以上です。

最後に、食器洗いに使う「プリン状石鹸」の作り方をご紹介しておきます。

≪プリン状石鹸の材料と作り方≫
材料
・洗濯石鹸(純石鹸分とアルカリ剤(炭酸塩)が含まれているもの)50g
・30から50℃のぬるま湯500ml
作り方
・ボールなどに石鹸を入れて、ぬるま湯を徐々に入れていき、よく混ぜます。
・少しとろみがつくくらいになったら保存容器に入れ、2.3時間放置。

プリン状石鹸は食器洗いだけではなくお掃除のときにもいろいろ活用できます。
粉石鹸を使いこなせるようになると、洗濯も掃除も楽しくなりますよ♪

最初は少し手間がかかって面倒に感じるかもしれませんが、自分の頭で考えていろいろ工夫したりできると、達成感がああるのでだんだん面白くなってきます。

なにより、ナチュラルクリーニングは地球にやさしい。
地球に悪い影響を与えないので、このことを考えるだけも、続けようと思えます。

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