スキルシェアを利用してハンドメイドな暮らしに磨きをかける！

「スキルシェア」という言葉を知ってずいぶん経ちます。
人が得意とする分野のスキルを磨き、その技を必要としている人に買ってもらう。
そういう「スキル」を売買する市場も少しずつ広がりを見せています。

その「スキル」を、「ハンドメイド」に関するところから見ていきたいと思います。

手のぬくもりのあるハンドメイド作品を、一点ものとしてオーダーして手に入れる。
または、その作品を作れるようになりたくて、技術を学ぶ。

どちらの選択もありで、目的によってはどちら側にもなりますよね。
あるときは人に提供する側になったり（作ったり、教えたり）、オーダーする方になったり。

自分が好きで得意とすることが人の役に立って、しかも、それが報酬として返って来るなら、自分の特技をあらためて見直してスキルアップし、スキルシェアマーケットに参入すること考えてもいいのでは？

そういういことが気軽にできるのが、スキルシェアというサービスです。
スキルシェアサービスを提供している大手の会社から、いくつかご紹介しますね。

ココナラ

ココナラはサービスを開始してから５年。累計の取引件数が200万件にもなるとのこと。
会員数も70万人。サービスに至っては20万種類も販売しているということなのです。
（これは、この春放送された「がっちりマンデー」でココナラの社長が話していました）

ココナラは個人のスキルを販売するフリーマーケットなんですね。
カテゴリーだけでも240種類以上あるというのです。

売りたい人は、まず自分のスキルをとその内容を登録し、価格は自分で設定します。
最低価格は500円、つまりワンコインからということです。

私がおすすめするのは「ココナラhandmade」というカテゴリーです。
https://handmade.coconala.com/

ココナラハンドメイドは、出品料0円。販売手数料0円（期間限定）で取引ができます。
代金のやり取りはココナラが仲介。
なにかトラブルがあったときは、専門のスタッフが対応してくれるということです。

「ストアカ」は「ストリートアカデミー」の略称です。
https://www.street-academy.com/

全国の体験教室やワークショップなど、実際に体験できるところを探せるサービスなので、スクールよりは手軽に参加できる気軽さがいいですね。

ここに参加している「教える人」もすべてが資格を持っている先生というわけではなく、同じ趣味を持っている先輩という感じの方もいるようで、そういうところも気軽に行ける雰囲気があるのかもしれません。

「資格」より「スキル」を学ぶ、というスタンスでですね。

「ご近所助け合いアプリ」とあるように、生活に関するサービスを受けたい人と提供したい人をつなげるサービスです。今回、家事代行などの生活関連サービスではなく、ハンドメイドに関するサービスを探してみました。

絵を描いてくれたり、ビーズアクセサリーの作り方を教えてくれる教室の紹介があったり、靴下を編んでくれる人もいました！

自宅から通える範囲のご近所で、あなたが習いたいものの先生が見つかるかもしれません。

もう1つ、自分のサイズに合う洋服などを縫製してもらえるサイトをご紹介します。
登録している1500人以上のプロの職人に、縫製の依頼をすることができるサービスです。
https://nutte.jp/

自分の洋服だけでなく、ペットの洋服やカーテンなどを頼むこともできます。
気になる方はサイトをのぞいてみてください。

スキルシェアのサービスサイトを探していて、興味深いサービスをいくつか見かけました。
それは「体験」をサービスにしているところです。

「日常の暮らしを旅にかえる」という言葉にメッセージがこめられています。
街歩きや自然体験を極め人と一緒に体験することができます。

ワークショップも常に開催されていて、こちらもとても興味深い！
「みそ造り」や「本の交換会」「テラリウム教室」などのほか、今話題の「苔玉教室」に特に（私など）食指が動きます。

tadaku
https://www.tadaku.com/

こちらは、在日外国人の方のご自宅で料理を習うことができるサイトです。
80か国、300人以上の外国の方が登録しているので、ご自分が通えそうなホストのお宅を見つけることができそうですね。

ホストは日本語が話せる方もいますし、英語ならほとんど通じるようです。

ハンドメイドのオーダーやお教室の情報から、体験を学ぶサイトなどをご紹介してきました。

見ているだけでも参加したくなるワークショップや講習会などがたくさんあります。
調べてみたら、今まで知らなかったご近所さんに「こんなところに隠れ教室！」などが見つかるかもしれませんね。

自分の暮らしの中に手作りのものが増えていくのは楽しいことです。
気持ちが豊かになると同時に、日々の暮らしが愛おしくなりますよね。