染料 みやこ染めで色あせたポロシャツを染めてみました

長年、仕事用に来ていたポロシャツの水色がどんどん薄く白っぽくなってきたので、濃い色にしようとネイビーブルーのみやこ染めの染料を買って染めてみることにしました。

以前、生成りの糸を染めたことは何度かあったのですが、生地はほどんどありません。さて、サンプルのような色が出るのか、楽しみです♪


説明書を読むと、植物繊維、動物繊維、混紡、と染め方の手順が書いてあるのですが、このポロシャツの素材タグがすでに消えてしまっていて、どういう手順で染めるのか不明瞭のまま、取りあえず動植物混紡のやり方で染めてみることにしました。

みやこ染め・コール大オール20g。これでTシャツなら2枚染められるということなのですが、このポロシャツがすでに2枚分の重量があるので、この染料1つを使い切ることになります。

先に染料を500mlの熱湯で、ざらざら感がなくなるまでしっかり溶いておきます。

染液が7ℓ必要ということで、染料を買った後10ℓのバケツも購入。
取説通り染液を作り、助剤の塩を投入します。

この時点で染め場として浴室に移ったのですが、これは失敗でした。菜箸でかき混ぜるときも水滴が回りにかかってしまうことがあるので、飛び散った水滴を放っておくと、染料なので色が落ちなくなってしまいます。

飛び散った染液処理がたいへんになってきたので、染め場?を台所のシンクに移すことにしました。

染めあがって浴室に干したところです。(左胸はモザイクをかけてあります)

写真では影ができてムラ染めのように見えますが、全体的には大きな染ムラはありませんでした。
ただ、綿となにかの混紡ということは覚えていたのですが、そのなにか?を忘れていたため、助剤の順番が違っていたかもしれません。

表面をアップすると、こんな感じで、明らかに縦糸と横糸の素材の違いが分かります。

素材が違うので、それぞれ発色も違い、染め上がりはダンガリーのようなテクスチャーになっています。これはこれで、面白いかもと、染める前の単色と比較して感じました。

みやこ染めの説明書を読むと、
植物繊維などとして、綿・麻・レーヨン・キュプラ・ビニロン。
動物繊維などとしては、絹・毛・ナイロン・ポリウレタンと表示されています。

私が動植物混紡と考えたのは、綿のほかにナイロンも含まれていたかもしれないと考えたからです。

それから、みやこ染め専用の色止剤を使っていないので、洗濯での色落ちが気になるところです。これは、のちほど実際に洗濯をしてからご報告しようと思います。

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