そうでなければ、既製品の雑巾を買って使っていたんですね。
百円ショップの雑巾は、最近サイズが小さくなっているようで床拭きなどに使うには少々物足りず。フェイスタオルそのままも、見た目が今ひとつ。干すときもだらしないのが気になります。
そんなこんなで、ずいぶん前から雑巾くらいは自分で縫わなくちゃと思ってはいたのですが、どうせならちょっと可愛い雑巾にしたいな、といろいろデザインを探してみると、こんなにカラフルな雑巾に出会いました。
今まで見た中で一番簡単でカラフルな、刺繍糸を使った手縫いの雑巾です。
といっても、どちらかというと「縫う」というより、「刺す」に近いかな・・?
たった一針縫うだけの、簡単で見た目の良い雑巾はなかなかないのでは?
今回は人にプレゼントするため(雑巾をプレゼントする!?)にフェイスタオル(多分雑巾用?一枚60円位)を買ってきたのですが、自宅用ならそれこそ古いタオルで十分です。
できたら、無地の白とかピンクとかにしたほうがステッチの刺繍糸が目立つのでおすすめです。
↑裏はバッテンになっています。厚手のタオルだとあまり出ないかも。。
そういえば、私が子供の頃の雑巾て、タオル地より古い手ぬぐいを手縫いしたものが多かったような気がします。
なので、ほとんどが運針で刺してありました。素材は晒(さらし)ですよね。
刺し子もそうですけど、もともとは刺すことで布を強化していたわけですから、すり切れてきたらまた刺して使っていたのかもしれません。そういう時代だったんですね。
今や雑巾もおしゃれな時代になりました。
この刺繍糸の雑巾は、今回私が作ったように薄手にすれば、布巾としても十分使えます。(この雑巾の出典はベニシアさんのようですね)
雑巾も厚みを変えていくつか持っていると、目的別に使えて便利だと思います。
(トイレ用とか、窓用とか)
この刺繍糸雑巾の良いところは、運針型の雑巾と違って布が硬くならないこと。
やわらかいので手になじみ、細部まで届くので使いやすいと思います。
運針タイプの雑巾と比べると耐久性は乏しくなるかもしれませんが、雑巾を作ること自体が楽しくなることは間違いないので、自然とストックが増えることを期待しています。
刺繍糸は100円ショップのもので十分です。
段染めタイプのものなどもあるので、いろいろ試して遊んでみてください。