目的別オリジナル・ハンドメイド作品の売るため方法とは?


↑今年の「minneハンドメイドマーケット」で出合った、手染めの糸たち。

自分の楽しみのためにいろいろ編んだり、作ったりしていった先に、作品を「製品」として売ってみたいと考える人は多いと思います。

でも、ハンドメイド作品を売る目的は人によって少しずつ違いがあるかもしれませんね。
今日はそのあたりを考えてみたいと思います。

目次

ハンドメイド作品で利益を追求したい人

たとえば、「たくさん売って利益を追求したい人」
利益を追求することが目的だとしたら、できるだけ材料費がかからないもの、手軽に買ってもらえる価格帯にできるようなバッジやアクセサリー類などがいいかもしれません。

素材のクウォリティよりデザインの面白さが商品の価値になるということ。
イラストやキャラクターの完成度が高くなると、それがそのまま販売力につながります。


↑小さなブローチなのに、すごく存在感のあるアーティスティックな作品でした。

自分のペースで売りたい人

次に、「利益より自分のペースで作って売りたい人」
こういう人は、たくさん作ってイベントなどで売るよりも、自分の作品を人に知ってもらって、気に入ってくれた人からオーダーを受けて販売するという「受注販売」が適しているかもしれません。

作品としては、小さなアクセサリー類よりもう少し時間のかかる革製品や手編みのウェアものなど。
そうそう、デザインのパターンを決めておいて「セミオーダー」にしてもいいですね。

多売はできないので、利益追求型の人ほど効率よく販売することはできないかもしれませんが、露出を多くしてファンをつくればジワジワと利益を上げていくことは可能ですよね。
在庫を抱えなくて済むので、気持ち的にはラクかもしれません。

こだわりを製品として発表したい人

最後に、「製品として発表することに価値を感じる人」。
自分の感性やこだわりを製品としてカタチにし、そこに価値を感じる人に購入してもらえばいいと考える人。

こういう人は美的センスがあり、それを表現するテクニックも十分持っているので、販売価格の設定にその人の自信が現れるかもしれません。

でも購入者が相応の価値を感じたら、口コミで販路が広がる可能性は高いですね。

自分のオリジナル・ハンドメイド作品を売りたいと考えるすべての人に欠かせないのは、自分の作品のアピールです。

自分の作品の特徴を画像で見せるだけではなく、詳細な説明をつけたり、完成した作品をブログやSNSで発信したり、時にはプロフィールとして自分を売り込む?ことも必要かもしれません。


↑ボリュームがすごい!圧巻のオリジナルボタン群です。

また、自分が作りたいものと世の中の人が欲しがるものとのすり合わせが必要なこともありますよね。
「作品を売ること」が目的なら。

最後に、自分の作品をいきなりマーケットプレイスやイベントなどで売る前に、友人や知人に作品を見てもらって、その反応で判断する必要もあるかもしれません。

デザインのクウォリティや価格設定などについても、事前に正直なところを聞いておくというのも、出品前の準備のひとつとして有効ではないでしょうか。

まとめ

今回は、自分の作品をどういうふうに売って行きたいのか、といういことを考えてみました。
前回の記事はこちらです↓
ハンドメイド作家になって自分の作品を売るためには?

自分の作ったものをひとが喜んで買ってくれたら、うれしいですよね。
作っているだけでも楽しいということもありますが、自分の作ったものを気に入って買ってくれたら、制作意欲が一気に上がります。

ただ、本当のところ自分がどういう販売形態を好むのかで、売るための方針が変わってくると思います。

利益追求型か、マイペース型、クリエイター型か。
あなたはどのタイプですか?

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