細いストールはカンタンに編めて、意外と便利です。
ラリエットみたいにアクセサリーとしても使えるし、薄着のシーズンには衿元の寂しさを補ってくれるかも・・。
使い方次第ではオールシーズン活用できますよね。
個人的には、年齢とともに肌を露出することが気になるようになりました。
できるだけ、衿元が大きく開いたトップスを一枚で着るのは避けるようにしています。でも、Tシャツの時期になると、それも限界がありますよね。
そんなときに、ネックレスなどで注意を反らすことも考えたのですが、銀製品だと汗をかいたときに変色する可能性があります。
最近ラリエットをいろいろ編むようになったのは、そんなところに理由があるんですね。
でも今回は、ラリエットのようなアクセサリーとしても使えるし、もう少し存在感のある細いストールを編んでみました。
糸はコットンかリネンと決めていたのですが、色が問題。
手元にあったコットンの糸の中から、生成りのブークレヤーンを使用しました。
かぎ針で方眼編みが主になっているので、どうかな、と思ったのですけど、ストレートヤーンんと比べると太いところと細いところが交互に出てくるので、正直編みにくさはありました。
素材の選択としてはストレートヤーンのほうがもっとシャープな感じが出て、模様もハッキリしたかもしれませんが、ブークレヤーンはストレートにはない味わい(表情)があるので、そこは捨てがたいところではあります。
かぎ針編みの模様編みに慣れていない人(私?!)には編み図だけではちょっと心配なところもありましたが、本当にこの図のように鎖編みを数えて編んでいけば、その通りに編めます。
真ん中のクモの巣のような模様は、最初の段が5目、次が6目、三段目に10目編み、4段目のときに一番下の段からそれぞれ鎖の紐を細編みでひとまとめにするだけです。
口で言うより実際にやってみると感覚がわかりますよ。
今回は仕上がってから水通しをしてみました。
おしゃれ着洗い用の洗剤を使って軽く押し洗いをし、数回ゆすいでからバスタオルにくるみ、放置。
そのあと広げてサイズを測り直したら、水通しをする前と同じサイズ(140㎝×7㎝)だったので、型崩れの心配もないと判断して、2時間ほどベランダに干すことにしました。
脇の部分はそのままにしても、両端の始末をどうしようか考えていたら、マフラーを作るときのフリンジでもいいんじゃない?と、少し長めのフリンジをつけてみました。
実は、このフリンジの部分だけ糸が足りなくて、同じ生成りのストレートヤーンで作りました。本体は2玉ちょうどで出来上がったわけです。残った糸も5㎝ほど!
フリンジは、少し使って様子を見てからもう少しだけ短くするかもしれません。
のどの弱い私には、この細いストールを首に一周するだけで、冷房対策になるような気もします。。