先日、糸を見にセリアに行ったとき、こんな可愛らしい手織りツールを見つけました。
最近、SNSで見かけた、小さなボックス(マッチ箱とか)に糸を渡して手織りするミニチュアの手織りを見たばかりだったので、思わず購入!
↑ボール紙でできた本当に簡単な手織りツールセットです。
それで、おもちゃのような手織りを試してみることに。
私は手作りのものが昔から大好きなので、今までも刺し子やパッチワーク、刺繍などいろいろ楽しんだことはありますが、本格的な手織りだけはやったことがありません。
以前、糸の会社でニットを担当していたとき、同僚の多くがテキスタイルを専門に勉強していた人たちだったということもあり、彼女たちの仕事ぶりから手織りには敬意を表して、ちょっと遊んでみるという感じで試してみる気にはなれませんでした。
でも、以前「ボードウィービング」というものを試したことはあります。
ボードウィービングは少し大きめの段ボールでできたボードで、やはりシャトルを使って織っていく簡易織り機です。
画鋲のようなピンを織りたいものの形に打って、織りながら形を作っていきます。セーターくらいの大きさのものまでは織れたように記憶しています。
セリアの手織りツールセットは、ボードウィービングより実際の織り機に近い感じですね。
説明書を読みながら手を動かし始めると、編み物とは違った糸の操作に、ちょっとワクワクしました。でも、なぜか糸くずがボロボロ。
どうも、タテ糸にはふさわしくない麻糸を使ってしまったようで失敗失敗(汗
↑タテ糸を変えれば、ヨコ糸はこの糸で問題はなかったはず。麻糸なので糸を渡すたびにケバケバが。。
それで今度は細い綿糸をタテ糸にして、横糸は編むにはボリュームありすぎの糸をヨコ糸にしてみました。
両方ともプレーンな糸なので面白みはないけれど、織りの練習にはちょうど良かったかも。タテ糸はタコ糸にしてもよかったですね。
でも、やはり端の部分でシャトルを返すときの糸のあまり具合が難しい。
このときの、シャトルを折り返す力加減で横幅が安定します。
こちらもちょっと横のたるみが失敗ですが、中央の織り目はまあまあ?
もう少し練習すれば、コースターくらいなら作れるかなぁと・・?
ファンシーヤーンと組み合わせれば、糸の面白さ見せるためにフレームから外さずに、そのまま壁に飾っても面白いですね。
シャトルで糸を渡すときや、ターンして平織りにするときの力加減は、回数を重ねないときれいな形にするのは難しいかもしれません。でも、編み物とはまた違った面白さがあって、織りの仕組みを体感できたのは新鮮な感覚でした。
実は、靴下のお繕いをしているときに、この手織りツールセットで織った小さな織物のことを思い出しました。
そのときのダーニングの記事はこちらです↓
靴下の繕いをダーニングしようとマッシュルームの代用品として使ったのは?