最近特に手縫いに興味があります。
ミシンがないと縫えないということはないんですね。
ミシンで作れるものは大体は手でも縫えます。
ということで、今回は「すてきにハンドメイド4月号」の中で参考作品として載っていた(放映はされない分)手縫いの帽子に挑戦してみました。
使用した布は2種類。
無地のコットンはセリアで購入したフリークロス。テーブルセンターくらいの大きさです。
派手なプリント柄の方はオーストラリアのお土産にもらったもの。
こちらもテーブルセンターくらいの大きさで、何度も洗濯を繰り返しているのでかなりくったりしています。
これらの布をしっかりアイロンするところからのスタートです。
セリアのクロスの方は目が粗く、あまり上質のコットンとは言えない素材ですが、帽子にするには無難な色なので、取りあえずこちらを使用することにしました。
帽子は6枚はぎで、リバーシブルに仕立てます。
裏と表、2枚の布が必要になりますが、今回作ったように片面を無地、もう片方を柄ものにしたり、もっと遊びのある布の選び方をしても面白いですね。
洗濯することを考えると、2枚合わせにする素材を、コットンなら両面ともコットン。リネンなら両面ともリネンにしたほうが型崩れする心配が少なくなるかもしれません。
帽子を作るために生地を購入する予定なら、6枚はぎ分で78㎝×28㎝で1枚分。裏の分も必要なので、同じ大きさをもう1枚分用意します。
型紙を置いて鉛筆などで印をつけ、縫い代分を1㎝取って切り取ります。
2枚の布を中表に合わせて待ち針で止め、並縫いをしていきます。(縫い始めと縫い終わりは半返し)
縫った後は縫い代を割り、アイロンをかけてから縫い代分を0.5㎝残してカットします。
3枚目を同じように縫いつけ、アイロンし、縫い代を少しカット(0.5㎝残す)。
3枚つなげたらそのままで保留。
同じように2枚を中表に縫って縫い代を割り、アイロン。
3枚目を縫っていきます。
3枚つなげたものを2組作った後、2枚の頭頂部分を合わせて仕付をかけます。
頭頂部分がずれていないか確認したら、両脇を縫い合わせ、仕付を外します。
最後は縁の部分をぐるりと縫っていくのですが、あとで表に返すので返し口分を開けておきます。
そして、表に返した後、返し口の部分をとじます。
最後に縁の部分にステッチをかけていきます。
そうしないと、どうしても縁の部分にふくらみが出てしまいスッキリしないんですね。
頭頂部分も2枚分しっかり留めておきます。
そのとき玉結びが表に出ないようにします。
既製品の帽子だとなかなかサイズが合わなくて困ることが多いのですが、この帽子はとてもかぶりやすくて、深くかぶれば自転車移動時でも脱げることはなさそうです。
なにより折りたためて小さくなるので携帯にすごく便利です。
細かいところには修正の余地がありますが、2日くらいで仕上がったので、また作ろうと思います。
今度はどんな生地にしようかしら・・♪