手編みをしていると、作品を作るたびに当然のように糸は余ってしまうので、残り糸がどんどんたまってしまいます。
そんな残り糸を利用したアクセサリーを作ってみました。
今まではラリエットが多かったのですが、今回はリネンの糸を使ってかぎ針で指輪を編んでみることにしました。
リネンの糸が何種類か残っていたので、この糸を利用して何を作ろうか考えていました。
そんなときに図書館で見つけた本の中に、この指輪を見つけ、早速編んでみることに。
参考にしたのは「リネンの編むバッグ」という本です。
手元にあったリネンは中細より少し太めの糸で、本の中の糸より少しだけ太い感じがしました。
かぎ針は2号。作り目は最終的に16目にしました。
本を参考に作り目をして少し編んでから、自分の指にはめてみて目数を決めました。
鎖編みで16目編んだら最初の目に引き抜きし、あとはグルグルと表を見ながら筒状に編んでいくだけ。色を変えるときも、何目か編んでみて、ピンと来なければ別の糸に替えて様子を見ます。ホントにテキトー編み^^;
配色に使った糸はコットンで、このリネンより少し細かったため、最初に編んだ指輪(オレンジ色の一番長いもの)はストライプ状にするところにやや凹みが出ました。
コットンの糸のほうが柔らかくてリネンのようにハリがないので、2段以上編むと凹む可能性が出てきてしまいます。なので、ストライプを1段にしました。
つい習慣で?かぎ針の細編みの最終段をバック細編みにすることが多いんです。でも今回指輪でそれをすると、ちょっと違和感が・・。
いつもなら効果を発揮するバック細編みなのですが、なんだか印象が強すぎたのが気になって、2作目3作目はエンディング?のバック細編みをやめることにしました。
そして、長めに残しておいたリネン糸をニット用の針に通し、ただクルクルとかがってみることに・・。
ちょっと地味ですが、この方が全体的に落ち着いて見えます。
ちなみに、本の方は縁には何も手を加えていないようでした。
カラフルなコットンの糸だけで指輪を編んでみようと試したのですが、ちょっと悪目立ちするのが気になりました。
やはり、リネンのナチュラルな存在感あってこそほかの色が映えるのだと思います。
実はこの指輪にあることを施そうと考えています。
成功したら、また続きをおしらせしますね^^
残り糸のアクセサリー、ラリエットの作り方はこちらをご覧ください↓
かぎ針編みで つくるラリエットは素材を変えるだけでこんなにも違う!?