毛糸の種類によって編みやすさは変わる ループヤーン格闘記?!

先日から叔母のために編んでいるベスト
細いループヤーンなのですが、思いのほか色が濃いので編み目を読むのが大変なことになっています。

糸購入時のエピソードはこちらからご覧ください↓
ループヤーンは編みにくいけど表と裏の表情の違いが魅力的です

まず、ゲージをとる段階で目数や段数が正確に数えられない^^;
間違った部分をほどこうとしても、なかなかスムーズにほどけない。

その原因が、芯糸の部分を編むのではなくて芯の部分にからみついている「ループ」の輪っかに針を入れて編んでしまっていたり、ということがありました。

そんな困難な中で、ゲージをとるときはできるだけ棒針にかかっている上の方の目を数え、段数に至っては10㎝のところに印をつけて、そこまでほどきながら段数を数えました。

もう少し明るい色なら編み目を読むのも楽だったかもしれません。
それと、もっと太いループヤーンなら更に編み目を読みやすかったかも。。

少しの後悔がありつつも、色と風合いに魅力を感じて、何とか後ろ身頃の完成に近づいています。

このループヤーンのいいところは、素編み(メリヤス編み)だけでも十分に趣のある編地が勝手に出来上がること。


↑ベストの袖ぐりの部分はガーター編みを編みながら、ガーターの内側で減目をしてきます。でも、ループヤーンだとガーターの部分がほとんど目立ちませんね。

多少の目の不揃いなど気にせず編み進むことができるので、ある意味「初心者向き」とも言える糸なのかもしれません。

今回私が編んでいる「段染めハーモニーループ」という糸は100gで1300mの長さのある細い糸なので、玉巻器で玉に巻いたとき100gの玉にしてしまったため、中心から糸をとっていくときかなり強く引き出さないと引っ張れないくらいパンパンでした。

半分の50g巻にとどめておけばよかったと反省しているところです。
結局、無理やり100gを一玉にしたせいで、途中からゴソっと糸が出てしまったため、途中で糸を切り、外側から糸を使うようになってしまいました。(引っ掛かりが強くて)

極細に近い糸の場合は(種類にもよりますが)、玉巻の内側から糸をとらない方がうまくいくこともあるのではないかと思うようになりました。(以前も似たような経験をしたことが・・)

自分で巻いた毛糸玉は、タイヤのような形で安定しているので、少し気を付ければ外側から糸を引いても転がるようなことはあまりありません。

ループヤーンは、ループがあるので全体的に見た目はボリューム感があります。
でも編地をよく見ると目と目の空間が広いので、軽い仕上がりになります。

使用針はかぎ針より棒針が適していると思いますが、アフガン針だとどうだろうか、と今ふと考えてしまいました。あまりループの部分が大きくなければ、アフガンも面白いかもしれませんね。

想像ですが、厚みのある布地のような風合いになるような気がします。
次回試してみようと思いました。

ループヤーンは素編みで十分、と先ほどお話ししましたが、プレーンな糸と配色編みにするのは面白そうです。単純な模様編みでも、編み地に奥行きが出そうですね。

というところで、後ろ身頃の次は前身頃に入りたいと思います。

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