サイズがピッタリだということもありますが、ケストラーさんの不思議な形のミトンは今までのミトンより外れにくいのではないかと感じています。
適度に長さのある親指のフィット感と残りの指先の出具合(出ないタイプのミトンもありますが)。
平らに置くと少し角度がついたような感じが、手にはめるとフィット感につながります。
ケストラーさんのミトンの別バージョンを編んでみました。
前回は増し目が「トライアングル」という方法でした。
模様編みのミトンの作り方はこちらになります↓
ケストラーさんの本からオパールで編んでみたミトン 不思議な形と編地の正体とは?
今回は「風車」という増し目の方法です。
前回の「トライアングル」では、2段ごとに二等辺三角形の両側で増し目をしたのですが、「風車」では、片側だけで増し目をしていきます。ただし毎段増やしていくことになります。
そうすると、ゆるやかなカーブを描いていくんですね。
実際に出来上がったものをはめてしまうとそれほど感じないかもしれませんが、メリヤス編み(表編み)なので模様編みよりはカーブの線がわかりやすいのではないでしょうか。
↑これから手首のメリヤス編みに入ります。
前回は一目ゴム編みでしたが、今回は手首部分もメリヤス編みにします。
↑実は手先部分を前回と同じように最終段でアイスランディック止めをしてしまったのですが(前回は模様編みでした)、今回は5段ほどの一目ゴム編み止めにしなければいけなかったようです(>_<)
自分で「指先側」と決めておいたパートで、最終段から5段前でゴム編みをスタートするということのようでした。
私は手首の部分と同じようにメリヤス編みのまま最終段まで行ってしまいましたが、たしかにゴム編みをしたほうが目が安定しますね。
↑手首のメリヤス部分の伸びが心配でしたが、大丈夫でした。
今度は指先まであるミトンを編んでみたいと思います。
それから、太いアクリルの毛糸でキッチン用のミトン(鍋つかみ)を作ってみようかと思案中。
そのときは着脱が簡単にできるように少しゆとりのある大きさにしようと思います。
ケストラーさんのホンダレッドのようなカラフルなミトンがキッチンにあるだけで、明るい雰囲気になりそうですね。