コットン糸で靴下を手編み しかもまっすぐ編んでとじるだけ?!

靴下は輪編みが当然と思っていたので、輪に編まずまっすぐ編む方法があると知って、どんなものか試してみることにしました。

編み方は、足首の履き口から甲の部分と、同じくは足首の履き口から足裏の部分の2枚編むことになります。

一番気になるところは、2枚編み上げてから、とじはぎをどうするか?

靴下を編み慣れていない私にとって、甲と足裏の2枚をそれぞれ平面で編んで、あとからとじはぎするだけなら簡単そう!と思ったのですが、実際はどうだったか?

参考にしたのは、こちらの本です↓

コットンの糸が手元に何種類かあったので、引き揃えて編んでみることにしました。
というのは、コットンは細い糸が多く、毛糸に比べると編みづらいこともあり、早めに編めるように2本取りにすることにしたわけです。

今回一番多く使った糸は、薄いピンクのベビーコットンと赤のレース糸です。

青いガーター編みの部分はかかとになります。

甲側と足裏側の2枚をひたすらまっすぐに編んで靴下にするのですが、かかと側のほうが長さ的には長くなりますよね。

かかとをガーター編みにしたのは伸縮のためだけだと思ったけれど、ガーター編みの厚みも、かかとという一番力の加わるところの補強にもなっているのではないでしょうか。

こうやって2枚並べてみると長さの違いが分かります。
つま先部分も色を変えて、ガーター編みのかかとと同じ色にしてみました。つま先はメリヤス編みです。

さて、コットン2本取りのボリュームのある靴下を、とじはぎしたらどういうことになるのかと、最後まで不安は残りました。

とじの部分で難しかく感じたのは足首周りでした。
足首の表側がかかとの長さの半分なので、2枚をとじるときに目のすくい方を1:2で合わせていかないと、かかとのカーブがきれいに出ません。

ブロッキング前はあまり成功したようには思えなかったのですが、仕上げのスチームアイロンをしっかり当ててみると、なんとか形にすることができました。

アイロン様様です!

実際に履いてみると、意外と?フィットします。
もし編み物初心者で、自分で靴下を編んで履いてみたいという方にはおススメかも。

ハードル低めでも、一度達成感を得た人なら次のステップに絶対進みたくなるはず!

まっすぐ編みでカタチにした靴下を履いているうちに輪編みに興味を持つことになるのは間違いないですし、そのときはハードルは消滅しているかもしれませんね^^

ちなみのこの靴下、すでに赤い糸はわずかしか残っていないので、もし残り糸で作るとしたら「かかと」と「つま先」だけ同じ色で、ほかは全く違う色になる可能性大です。

ただ引き揃え編みの片方の色「ベビーピンク」はどの色を使っても添え糸になるので、もしかしたら左右色違いの靴下になっても、なんとなくなじんでくれるかもしれません。ということを期待して、もう一枚編もうと思います。

追記

もう片方が仕上がったので載せておきます。

明らかに全然違う汗
残り糸の整理をしているってことが丸わかりですね!?
でも、不出来なものほど愛着がわきます^^

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コメント

  1. なな より:

    この靴下の記事がおもしろくて、何度も読んでしまいました。
    コットン糸の靴下、その後どうなりましたか?
    また毛糸の靴下作ってほしいです(*^_^*)

    • sara より:

      ななさん
      ものすご~く返信が遅くなり、申し訳ありませんでしたm(_ _)m
      先週からの咳の風邪に引き続き、3日前にはインフルまで発症。最高39.8℃の高熱になってしまいました!
      4日ぶりになんとか体をタテにできるようになったので、ようやくメールを書いています。

      そうそう、この真っすぐ編んで閉じるだけの面白靴下は、室内履きとして履いています。
      余り糸の引き揃えで、なにやら賑やかな配色なっていますが(しかも左右の色やデザインも違う!?)
      全体としてはごちゃごちゃしながらも、なんとなく色がなじんでいるので、履いていても(ごちゃごちゃは)気になりません。

      また気に入ったデザインが見つかったら、靴下に挑戦したいと思います。
      いつも記事を読んでくださって、ありがとうございます!
      感謝しています♪