最近は靴下を編みたい気持ちも強くなってきましたが、まだまだルームシューズの方に意欲がわきます。
というのは、仕事で相手方のお家で動き回るとき、スリッパよりスムーズに動くことができるから。
しかも、靴下より簡単に編めるものが多いのが魅力です。
今までも増減目なく、ひたすらまっすぐという編み方のルームシューズばかりご紹介していましたが、今回はさらにシンプル!
今までのルームシューズはこちらからご覧ください↓
ルームシューズを手編みしよう! 冬も夏も同じデザインで素材を変えるだけ!?
↓こんな帯状に編んだ幅広のテープ状のものを、どうやってルームシューズにするのか?
これは、並太程度の太さの毛糸2種類で二段ごとのストライプ状にガーター編みをしています。
10㎝20目のゲージで、幅は7㎝ほど。
それを、自分の足の大きさに合わせてどんどん編んでいきます。
底の部分は編みません。フェルトの生地を自分の足の大きさに合わせて切り取り、黒い糸で半返しに縫っていきました。普通の綿の縫い糸です。
実は百均で買ってきた大判のフェルトが、いざ開けてみるとあまりに薄手だったため2枚重ねて使っています。
この底材を厚めにしたら、かなりしっかりしたルームシューズになったと思うので、ちょっと残念。
このデザインのもとになったものはSNSで見つけたのですが、そのとき心配したのは、履き口の伸び具合でした。
少し頼りないような感じがしたのと、着物の打ち合わせのような重ね具合が、履いたときにどのくらいの抑えになるのかというのも疑問でした。
実際に作ってみた反省点としては、テープ状の幅を7㎝ではなくもう少し広く取れば、甲の部分の重なりも深くなり安定したのではないかということです。
7㎝だと甲の部分で開きが大きくなってしまうことと、かかと自体も浅くなって脱げ安い気がします。なので今回は甲の重なり部分に飾りボタンをつけて広がらないようにしてみました。
もう1つの反省点は、サイズが小さめだったこと。
底の部分をもう少し広く取ってゆったり作ったら、普通に靴下を履いた上に余裕で履けたと思います。(底の部分が実寸で、縫い代のことを計算に入れていなかったため)
このサイズだと靴下も薄手のものになりそう。
と、反省点は多々ありますが、底材をもっと厚いフェルト生地にするか、別の素材にするか、まだまだ研究の余地がありすぎます。
でもアイデア自体は面白いので、編地をガーター以外のものにしたらどうだろう、とかいろいろ考え始めると止まらなくなりました。
もっと完成度の高いものが出来上がったら、またご報告しますね。
最後に、履いてみたところを載せておきます。生足にて失礼!(汗